特定非営利活動法人 西すず安心センター 3つの法人理念
震災から20数年。
特定非営利活動法人「西すず安心センター」は、地域に根差す事業所を目指し、地域力の育成を図る取り組みや、ボランタリィー事業、高まる福祉ニーズに柔軟に対応してきました。
そんな地域に寄り添う活動をされてきた先駆者の想いを引き継ぎ、次世代に繋いでいくことが使命だと思っております。
今現在、人と人との「関り」が希薄な時代だと言われております。
新型コロナウイルスの流行に伴い、特に人と人との距離感が離れ、人が集まる機会も少なくなってきました。
そんな変わりゆく時代の中でも私たち西すず安心センターは、「困ったときはお互い様」の精神を忘れずに、高い地域力の創設をサポートし、地域で暮らす全ての方に寄り添う支援を目指していきます。
地域の為に何か出来る事をしたい!!!と思ってくれる人が活躍できる場をつくり、また、そのような思いを持って地域で一緒に生活してくれる。
そんな新しい時代を創っていきたいと思っております。
NPO西すず安心センターの前身は震災後に設立したボランティア活動団体「がんばろう!!神戸」です。
その精神を引き継ぎ、介護事業所(在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所)として法人格を取り社会のニーズ(介護の専門家)に応えたのがNPO西すず安心センターです。
初期の時代は介護保険制度も今のようにあまり知られず紆余曲折もありましたが、通常の事業所と違い、「らくだくん」「生きがいデイ」「灯りカフェ」のようなボランタリィ事業、「地域の里山保全活動や街のまつり」などの活動を展開しております。単なる介護業を行う事業所ではなくボランタリィな活動を通じて社会の困っている方々のニーズに応えよう、そしてそれを必要に応じて専門家に引き継いで行こうという思いが強くあります。
「困ったときはお互い様」の精神でいろいろなボランティアや専門家が持っている能力を出し合い、困っている方々に手を差し伸べ、やがて自分たちが困ったときに手を差し伸べてくれるという「支え支えられあう地域社会の創造」を目指していきます。
我々は、ただ専門職として働くだけでなく「新たな地域社会の創造」という目標と誇りを持ってその役割を果たしていきたいと思っております。